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『成瀬は天下を取りにいく』レビュー:青春と挑戦の物語

成瀬は天下を取りに行く 表紙

1. はじめに

こんにちは!今回は、宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』について、

私の感想をざっくばらんにお話ししたいと思います。

この本、もう読んだ方も多いと思いますが、まだの人はぜひチェックしてほしい!

というのも、成瀬あかりというキャラクターがとにかく魅力的なんです。


2. 成瀬あかりってどんな子?

まず、成瀬あかり。彼女は、周りの目なんて気にしない、

まさに「自由奔放」って言葉がぴったりな子です。

普通の人が「えっ、そんなことするの?」って驚くようなことを平気でやっちゃう。

でも、その裏にはしっかりとした信念があって、自分のやりたいことを全力でやる姿に、

私もすごく共感しました。


3. 友情の力がすごい!

それから、成瀬と幼馴染の島崎みゆきとの友情が、

本当に温かい。

みゆきは、成瀬の突拍子もない行動に戸惑いながらも、

いつもそばで支えてくれるんです。

この二人の関係がめちゃくちゃ素敵で、特に成瀬が悩んでいるときの、

みゆきの優しさが心に染みました。

私もこんな友達が欲しい!って思っちゃうくらい、

二人の絆がしっかり描かれていて、読んでいて心がホッコリしました。


4. 舞台となる滋賀県のリアルさ

そして、この作品の舞台が滋賀県ってところもポイント高い!

膳所高校や西武大津店、琵琶湖など、実際にある場所が登場することで、

物語がすごくリアルに感じられるんです。読んでいて、

「あ、ここ知ってる!」ってなると、物語の中にもっと入り込めるんですよね。

実際に訪れたことがある人はもちろん、行ったことがなくても、

なんだか親しみが湧いてくると思います。


5. 挑戦と失敗のリアルさ

成瀬は、いろんなことに挑戦して、その中でたくさんの失敗も経験します。

でも、そのたびに彼女は学び、次に進む力を得ていくんです。

特に、M-1グランプリ予選のエピソードでは、結果はうまくいかなかったけど、

それが彼女にとってすごく大切な経験だったってところが描かれていて、

「挑戦することの価値」を改めて感じさせてくれました。


6. 関連作品もチェック!

もし『成瀬は天下を取りにいく』が気に入ったなら、他にもぜひ読んでみてほしい作品があります。

『桐島、部活やめるってよ』 (朝井リョウ著)
こちらも青春小説の名作です。
成瀬あかりのように、日常の中で自己を模索する若者たちが描かれていて、
成瀬の世界観と通じるものがあります。
桐島が部活をやめたことで揺れ動く周りの人々の感情や行動に、
成瀬あかりの物語と重ね合わせて感じるものがあるはず。

『青い春を数えて』 (武田 綾乃著)
この作品も、青春時代の迷いや葛藤を丁寧に描いたもの。
特に、自己表現や挑戦のテーマが中心にあり、『成瀬は天下を取りにいく』と共通点が多いです。
若者たちが自分の居場所を探しながら成長していく姿に、心を打たれること間違いなし。

『舟を編む』 (三浦しをん著)
 成瀬あかりのように、何かに全力で取り組む姿が描かれている作品。
辞書作りに情熱をかける人々の物語で、自己表現や挑戦の美しさが描かれています。
成瀬あかりの自由奔放さとは少し違いますが、何かに打ち込むことの素晴らしさを再認識できる一冊です。


7. 結びに

全体として、『成瀬は天下を取りにいく』は、自由に生きることの大切さや、

友情の素晴らしさを教えてくれる作品でした。

成瀬あかりの成長を追いながら、私自身もいろんなことを考えさせられたし、

何よりも彼女の挑戦する姿に勇気をもらいました。

この本を読んでいると、自分も「もっと自由に、もっと自分らしく生きていいんだ」と思えるんです。

だから、まだ読んでいない方は、ぜひ手に取ってみてください。

成瀬あかりがあなたの心を揺さぶってくれるはずです!

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ponsuke

こんにちは!Pon Booksへようこそ。 私はサラリーマンで、通勤時間や休日に読書を楽しんでいます。 子供の頃、寝る前に読んでもらった絵本から始まり、今ではさまざまなジャンルの本を読んでいます。 このブログでは、私のおすすめ本や感想をシェアしています。読書の楽しさを皆さんと共有できたら嬉しいです!

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